方向音痴
園木です。
ムーランの「方向感覚」を読んで…
「何故に、あなたは私のことをこんなによく知っているの?? ムーランあなたに、話したっけ???」
「ムーランのことなのかも…。私と全く同じだ」と笑うしかない。
(全く同じなんてありえないと思うでしょ!!でも、同じなんです!!)と、
伝えたくなり、ムーランのよもやま話を「こぴぺ」してしまった。
といっても、「こぴぺ」はやめときます。
私が方向音痴を自覚したのは、
今から30年ほど前の仕事をしていたときの友人からのフィードバック。
友人は、私が自覚のないことを指摘し、
私のそれまでの疑問「どうして、私は行きたいお店にたどり着かないか」を
わかりやすく解説してくれた。
以下、友人が私に言ってくれたことをありがたくまとめたものです。
あんたの中では、東西南北は、小学校の教室が基本になっている。
(確かに、南に向いた窓があり、正面は黒板があり、
その教室の四方の壁には、「南」「西」「北」「東」と書かれた文字が貼られていた。
そのまま「左は南、前は西、右が北で後ろが東」と覚えたのになぁ)
それは、自分から観た景色で誰からも同じように観たものではないよ。
(そうともいえるかも・・・ね)
方角を使わないと、右、左、前、後ろと表現するほかになく、
あんたに場所を説明するのが難しい。
場所を線で覚えられなくとも、
「その場所」を点としては覚えていられるんだね。
ならば、その地下通路をまっすぐ行って、
顔を地下通路の壁にバンとぶつけたら、
そのまま右に向き階段を登りきったら、すぐ左の建物」と言われた。
(なんで、そんな説明するの??でも、よくわかる。
驚きとうれしさとなんともいえない気持ちで思わず笑っていた。
説明どおりで迷わず着いたぞ。私は方向音痴というものかも???)
これが、私の自覚を持った出来事。
以来、方向音痴の私はできるだけ数人で歩くときは、後方にいるし、
「私は方向音痴です」とも言い降らしている。
でも、「この場所、私知ってる」の虫が動き出すともういけません。
(方向音痴なのに、これがどうも自信満々にみえる原因かも)
方向音痴の自覚がありながら、大丈夫と思ってしまう。
(まあ、いままで、何度も失敗しているので、何とかなるとも思っているしね。慌てません。)
最近の事件は、地下鉄のホームで反対方向の電車に乗り「あれっ?」
地下鉄のどっちのホームに乗ればよいかが瞬時にわからない。
よし、こっちと思って歩き出すとたいてい違う。
これが方向音痴というものらしい。
そうか、だからビル管理会社に勤めていたとき、
私は、よくビルの中で迷子になっていたんだ。
(今、気づくこともある??)
先輩には「どうして迷うかなぁ~??」といわれ続けてたわ。
京都に住む姉とよく京都の河原町を歩くが、これも全くわからない。
「わたしはだれ!!、ここはどこ??」
迷子にならない方法は覚えたが、方向音痴は直らないらしい。
ということで、皆さん、よろしくお願いします。