石垣島4泊5日の旅

ムーラン(林)です。

今年も娘一家と夏の旅行に行ってきた。昨年は沖縄本島だったけど、今年は石垣島に。

折悪しくフィリピン東に強力台風が発生していて、自称晴れ女の私も今回ばかりは雨を覚悟。もしかして帰りの便を直撃し帰れない可能性も‥‥と思っていた。

が!!どういう訳かフィリピン東でしばらく迷走停滞し、その後は台湾の西に逸れて行くという奇跡。(私は密かに、揃って雨女の友人2人がその頃フィリピンを訪れていたからだと思っている。)

おかげで石垣島は晴天の5日間だった。

石垣島の海はどこまでも碧く、空はとても広く青かった。

竹富島に渡り水牛車に揺られたり、川平湾でグラスボートに乗りウミガメやウミヘビに遭遇したり、やいま村でリスザルに会ったり。

ビーチではたくさんのヤドカリ。

ホテルのナイトツアーでは昼間は見られないヤシガニや大きなカエルにも会った。

生き物が大好きな孫は大喜びだった。

また、孫たちはホテルのワークショップでキャンドルボトルを作り、プールでもたくさん遊び、思い出いっぱい、充実の5日間だった。

ちょうど私たちが滞在した日は、沖縄では旧盆にあたるらしい。沖縄の人は先祖をとても大事に思っているそうで、それは仕事以上かも、との事。

竹富島で水牛車を操っていた青年が言っていたが、「旧盆はとても大切な行事なので、平気で仕事を休む」らしい。

そう言えば、ホテル前のお店は臨時休業していたし、商店街も何軒かシャッターが降りていた。

ホテルも何となく人が足りてなかったような気がする。4年ぶりの制限のない夏休み中で、観光客はすごく多いのに、対応するホテルの授業員はギリギリな感じがした。

もちろん、接客等、不備があった訳ではないが、部屋のお掃除も6時頃になっていたり。多分コレは旧盆時の人手不足のせいかと。

石垣の人たちにとって仕事よりも大切な事、それは家族であり、ご先祖を敬う事。

そんなことも含めて、「沖縄らしいな」と私は好感を持った。

大切な旧盆の日に、何も知らず訪れたお気楽な本土からの観光客のために働いてもらい、感謝しかない。