荷物を降ろす?積む?
ムーラン(林)です。
2つ前の投稿で、葉っぱが花見の話題と共に「人生の曲がり角」について書いていた。
私たちは今年度で還暦となる。もしかしたら、もう最終コーナーなのかもしれない。
いや、まだ何度も曲がり角はあるかもしれない。それは誰にもわからないけれど・・
少し前に、葉っぱたちと「人生の下り道」の話をした。
確実にもう私たちは折り返し、下っている。
「下りの方が危なかったりするから、ゆっくりと、気を付けなくちゃね」と。
普段、能天気で物事あまり深く考えない私だけど、さすがに還暦を前に少し考えた。
「これからは荷物を少しずつ降ろしながら下ろう」と。 仕事は一段落したことだし。
「荷物を降ろす」はずだった・・が、冷静になってみると、ここへ来て新しく「積んで」いるのである。
地域の役員や、他にもボランティアも。
私は頼まれるとイヤと言えない性格ではあるが、思い返してみるとこれまでも引き受けてきたことは
自分にもできることだったし、そこから人間関係や視野が広がり、楽しいことばかりだった。
結局、引き受けてきたこと、選んできたことは、私の人生を豊かにするものだった。
もちろん、時に「無理です」と断ったこともある。それは私にはきっと「できないこと」だったに違いない。
自分に「できること」と「できないこと」を何となく本能的に選んできたように思う。
そして多分その選択は正解だったと。
この先も人生を下りながら、荷物を降ろしたり、たまに積んじゃったりしていくのだろうな。