ジュリー❤❤

 

6期、こやまんです。

 

友達から招待券をもらい、昨日、日本特殊陶業ホール(昔の名古屋市民会館)で行われたジュリーこと沢田研二さんのコンサートに英語科の先輩と行って来ました。

 

予想していた通り、会場は50代以上の女性達の熱気にあふれ、どの顔も『ジュリーと青春を過ごした』と言っているようです。

かくいう私も、小学生の時にGS(グループサウンズ)の洗礼を受けた一人で、毎週買っていた『マーガレット』では、真っ先にタイガースのページを開いていました。

あの頃は、ショーケンのいるテンプターズも人気あったよね。

スパイダース、カーナビーツ、オックス…とキラ星のようにグループが競っていました。

先日のNHK『思い出のメロディー』では、スパイダースの赤いミリタリールックが懐かしかった。

 

そして、ジュリーはソロになっても格好よかった。

受賞した曲、大ヒットした曲も多数あるけれど、私はソロデビューの『君をのせて』が好きで、最後の「君を乗せて夜の海を渡る船になろう」という言葉にひかれます。

期せずして、コンサートでもこの曲が歌われ、もう涙が止まらない。

楽しいトークを交えた2時間のコンサートは、最近の曲が多かったけれど、『TOKIO』を含め数曲懐かしい曲もあり、イントロを聞いただけで飛び上がりました。

先輩も「さすがに高音を出ないけれど、声質は変わらないね。」と言っていました。

 

歌だけでなく、多彩な面を見せたジュリー。

化粧・ピアスも中性的な彼がやるとよく似合いました。

ドリフターズの番組で、ジュリーが志村けん演じるスターの付き人をやるコントも好きだったし、ドラマ『悪魔のようなあいつ』の淡々とした演技、あやしげに光る目も思い出します。

ドラマ『寺内貫太郎一家』では、おばあさん役の樹木希林が、彼のポスターの前で体をよじって「ジュリー!」と叫ぶのも人気でした。

 

そんな彼も、今年68才。

京都から上京して『僕のマリー』を歌った日から、来年で50年です。

2~3年前、タイガース時代のことを表した『ザ・タイガース 世界は僕らを待っていた』で、メンバー離脱・方向性の違いから解散に向かう記録(あの国民的グループと同じよう)も読みました。

いろいろなことがあったんだね…

 

「あんだけ70年代のブリティッシュ・ハードロックが好きなのに、ジュリーも好きって、対象がバラバラ。」と人に言われても、理由なんかない、好きな物は好き。

タイガースは、ビートルズ、ストーンズの曲をよくコピーしていたので、私の中でどこかつながる物があるのです。

帰宅後、夫から「太っていただろ?」と言われたけれど、いえいえ、ジュリーは今でも別格です。