牛乳屋さん

 

ムーラン(林)です。連投失礼します。
どうしても今月中に書きたいことができたので。
我が家はずっと宅配の牛乳をとっている。1日1本分を隔日で2本配達してもらっている。
何年も前に「牛乳とってくれんかね」とセールスに来たおじさん(おじいちゃん)が何だか可愛くて、
ついお願いすることに。
集金はいつもそのおじさんが来てくれる。
いつも、私が出すと思われる紙幣に対するお釣り分の硬貨を、あらかじめ片手に握りしめて。
予想通りの紙幣を私が出すと「あるよー」と嬉しそうに手を開き、お釣りの硬貨をくれる。
それがまた可愛くて私は好きだった。
たまに私が細かいン10円とかキッチリ出すと「あーそうかねぇ」って、
握りしめていた硬貨をちょっとだけ残念そうに集金袋に戻す。
それもまた可愛くて。
そのおじさんが、今月は何故かいつもより早く集金に来た。
「今月来るの早いでしょう。実はね・・」って。
この3月で廃業するそうな。
「もうワシ、年だでね・・息子は別の仕事やっとるし」
おじさん、足が年々悪くなって来ていて、ウチに集金にきてもらうのも何だか申し訳なかったのだが、
月1回おじさんに会うのが楽しみで。
「そうですか・・どうぞお元気で」ってさよならしたのだが、何だか泣けてきた・・・
おじさん、お疲れ様でした。いつも素敵な笑顔をありがとうございました。
いつまでもお元気で。

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