なにものでもないが、なにものにでもある
16期 スギタです。
先回の林さんの映画のタイトルに似せて
付けてみました
先日、ファシリテーターの友人に誘われて、
彼女が企画したWSに参加してきました。
どんな内容で、どんな人がどのくらい集まるのか・・・は
まったく気にせず。
会場に着いたら、主催者以外はまったく知らない方々でした。
ワークの初めは、念のためにとりあえずの自己紹介。
「おなまえだけで・・・・ぜんぜん構わないです」と主催者は言ったものの、
なんとなく名前だけではカッコがつかないのか物足りないのかそれとも敢えて言いたいのか
「職業」とか「所属」+名前というかたちに。
私も流れで「いろいろ好きなことが多い主婦です!」なんて中途半端に
述べてみたのですが。
ただ、何人か名前でのみ潔く挨拶された方がいたのです
「職業」とか「所属」とか「キャリア」とか・・・
相手によっては明示したほうがいいことも確かにはあります。
(だってわかりやすい!!)
でも、それが自分のアイデンテイテイ全てではないはず。
さらに、誰もが羨む肩書きを手に入れることは確かにその人の才能のひとつかもしれない。
でも、それにぶら下がることって、どこかちょっと虚しい・・・
(だって決してそれがその人ぜんぶではないんだもの)
帰り際に名刺をくださった中に、潔い自己紹介の彼女がいた。
彼女のブログには「何者でもないことは何者にでもなれる自由があると思う・・・」
と記されていた。
いい出会いになりました