おしいれのぼうけん

ムーラン(林)です。

2023年初投稿。本年もどうぞよろしくお願いします。

「おしいれのぼうけん」

・・・と言っても、あの有名な、ちょっと不思議で面白い絵本の話ではなくて‥‥

この年末年始、3年ぶりに東京に住む娘一家が帰省して来た。2年生の上の孫は何度も我が家に来たことを覚えているのだが、暮れにに4歳になったばかりの下の孫は覚えていなくて、気持ちは初めてだったと思う。

上の孫はゲーム持参だけど、下の孫はいつも家で遊んでるオモチャはないし、退屈しないかな、とジジババは心配したのだが‥‥

そんなのは杞憂にすぎなかった。

まず、息子が小さい時に遊んでいたレゴやポケモンのフィギュアを見つけ出し、遊んでいた。

それより何より、兄弟2人が大盛り上がりで一番楽しんだのは、我が家の「押し入れ」だった。

普段押し入れに入れてある、ありったけの布団を娘一家のために出したので、押し入れの上段は、ほぼ何もない。

まず兄の方がそれを見つけ、入り込んだ。弟は当然それに続く。(自力ではまだ無理だったので、下に台を置いたり、誰かに助けてもらったりして)

ふすまを開けたり閉めたり、2人が狭い押し入れの上段で、とても楽しそうである。息子も甥っ子2人に付き合い、あっちを開けたりこっちを開けたり。孫たちはキャーキャーと、すごく盛り上がっていた。

娘の家にはクローゼットやパントリーはあるが「押し入れ」はない。

押し入れの上段に入るのは、何だか珍しく特別感があるのだろう。

そう言えば私も子どもの頃、妹とよく押し入れに入っていた。何だか秘密基地感があってワクワクした。

多分、クローゼットやパントリーではあのワクワク特別感は得られないのじゃないかな。

「押し入れ上段」という、あの狭さ・高さがイイのだろう。

そう思って孫たちを見ていたら、隣で夫も「オレも昔、よーく押し入れに入ってたゎ」と。

2人して「わかるゎ〜、押し入れに入りたくなる気持ち」とジジババも懐かしく盛り上がった。

特別なオモチャなんて要らないのかもしれない、子どもは遊びの天才だから。

 

賑やかな年末年始が終わった。我が家はまた静かな夫婦2人暮らしに。

布団を片付けながら、私も孫たちのように押し入れに入ってみたくなったけれど、さすがにやめておいた。大人だから。

多分あそこは、子どもだけが入ることを許された、特別秘密基地。ハートたち (複数ハート)