縁の下の力持ち
ムーラン(林)です。
Facebookで繫がっている方はご存知だと思うが、私、不覚にも左手首を負傷しました。
週一のダンスレッスン中、ちょっと踏み込みがまずかったのか、滑り、しりもちをついた。その時、体重を左手で受けてしまった。
痛かったが、さほどでもなかったのでそのまま買い物に行き、欲を出して玉ねぎの詰め放題に手を出したのが間違い。レジで重い籠を持った時「ヤバイッ!!」となり、急に腫れて痛さも増してきた。観念し整形外科へ。レントゲンを撮り、「舟状骨を骨折しているかも・・」とのこと。大事をとって人生初のギブス生活になった。
私は「利き手ではないし、何とかなるでしょ」と、いたって楽観的だったのだが・・・大きな間違い。
まあ確かに、大きく言えば何とかなっている。食べることも、書くことも。
でも、こまかく言えば、できないことはいっぱいあった。今更ながら左手さんの重要性を痛感するのである。
まず、ペットボトルの蓋が開けられない。自宅では足で挟みお行儀の悪い格好で何とか開けられるが、外では無理で・・先日は買ったお店で「スミマセンが・・」と開けてもらってしまった。
大好きなチョコレートの小袋も開かない。その他、手で破って封を開けることは一切できないので、ハサミが必需品となっている。
左手で押さえることがいかに重要か。
それから、トイレットペーパー。無自覚だったのだが、これも両手が使えてこそ上手くちぎれるんですね~。我が家は右側にあるのだが、右手だけではちぎれない。左手あってこそだったことが判明した。
また、片手ではシャンプーのボトルを押して受けることもできない。
などなど・・
とにかく、日々のルーティーンの中で、利き手ではない左手の出番は「こんなに多かったのか」と気づかされる毎日である。
今までその存在すらあまり意識されることなく、決して表舞台に立つことがなかった左手・・実は「強力な縁の下の力持ち」だったのだ。
左手さん、ごめんなさい。ありがとう。 早く治します。
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と、ここまで書いてアップしそびれていたのだが、結局骨折ではなかったので、現在はギブスも外れ、完全ではないものの、何とか左手も使えている。