『奇跡のリンゴ』
ムーラン(林)です。
友人と表題の映画を観てきた。
本が話題になったので、知っている人は多いと思うが、無農薬でのリンゴ栽培に成功した青森リンゴ農家の実話。
その人、木村さんは、幼いころからおもちゃは遊ぶと言うより分解、バイクもテレビも分解し、
どこがどうなっているのか、自分が納得するまでとことん突き詰める子供だったそうだ。
その性格のまま、やがて結婚(木村家に養子)した妻がリンゴに散布する農薬のアレルギーであることを知り、
持ち前の探究心で「何とかならないか」と試行錯誤をする。
失敗に失敗を重ね、最初は理解を示していた周囲のリンゴ農家にもついに見放され孤立。
・・でも彼は諦めなかった。
死ぬことまで考えた時、偶然そこに答えを見つける。
妻・3人の娘たち・義父に支えられ、苦節13年。ついにリンゴの木に花が咲く。
そして今も人気のとても美味しい無農薬リンゴが結実。
無農薬でのリンゴ栽培は不可能と言われていたそうだ。
それを木村さんは、強い思いと諦めない精神で実現する。
自分を、家族を信じること、諦めないこと、思い続けること・・そんな映画だった。
そうそう、木村さん御本人も映画の中にチラッと登場していましたよ。