アウン・サン・スーチー氏

ムーラン(林)です。

表題は言わずと知れた、ミャンマーの最大野党、国民民主連盟の女性党首。
私は以前から彼女の大ファンである。
あの目力と毅然とした凛とした佇まい。何年も前、テレビで観て一度に大好きになった。
現在久しぶりに来日していて、連日新聞やテレビでその報道がされている。

先日はある報道番組でスーチー氏との対談模様が流れていた。
それを観て私は益々彼女の大ファンになった。
自分が軟禁されていた時のことも話しながら、視聴者へのメッセージを語った。

「あなたのことを気遣っている人が必ずどこかに居ます。
今はまだその人に出会っていないかもしれませんが、必ず居るのです。
どんな状況にあってもそのことを忘れないで。」
・・そんなような内容だった。

それは以前にこの「よもやま」ではっぱ(榊原)が書いた「フランクル 夜と霧」にも通じる言葉だった。
スーチー氏はご存じのように、ミャンマーの民主化・自由化を掲げて、軍事独裁政権と闘った。
何年も自宅に軟禁状態にありながらもその思いは変わらず、毅然とあり続けた。
それも「自分ことを気遣い支援していてくれる人がいる」という揺るぎない思いがそれを支えていたのだろう。

対談で語るスーチー氏の言葉は、とても聞き取りやすく分りやすい英語で、私の心に響いてきた。
(もちろん訳のスーパーはありましたが)
彼女の闘いはまだ道半ば。
ミャンマーの大統領になるには壁はあるようだが、彼女の不屈の闘志にエールを送りたい。ぴかぴか (新しい)