山陰旅行と不思議な出来事

榊原(葉っぱ)です。
8月、娘と夫と山陰へ2泊3日の旅行をした。
1日め・・「すなば珈琲」→鳥取砂丘→砂の美術館→コナン通り、コナン大橋、青山剛昌ふるさと館→稲田屋→泊
2日め・・境港市、水木しげるロード、水木しげる美術館→松江城折川遊覧船に乗り塩見縄手やカラコロ広場へ
→宍道湖→泊
3日め・・出雲大社→島根ワイナリー
と、ざっとこんな日程だった。
いろんなことがあり、改めて夫のトンチンカンを実感した。
娘が言う。「おかあさん、よく一緒にいられるなぁ。私は無理だわぁ。つきあうのは2泊3日限定だ。」
娘は無理かもしれないが、夫のトンチンカンもそれはそれで楽し。
最初の鳥取砂丘で私は転んでしまい顔面強打した。
手で支えることもしないまま、そのまま顔から砂に倒れたようだ。
突然のことで、夫と娘が「どうした」「どうした」と聞くが、私はなんでそうなったか記憶にない。
砂でよかった。私は顔面砂だらけ。耳の穴や鼻の穴の中から砂がじゃりじゃりでてくる。
夫はすごく心配してくれているのに娘は大笑い。
「写真撮りたかったけど、後で何て言われるかわからないからやめておいた。」と言っていたけど、
砂まるけの写真はなかったが、夫が私の顔をタオルでふいている写真はあったぞ。
やっぱり撮りたかったんだな。
山陰はやっぱり遠かった。
療養中の夫を気遣ってか、娘が運転してくれた。
娘は普段運転はしないので、助手席の私は最初は怖かったがだんだん慣れてきた。
最終日の出雲大社に行く日は雨。
「お参りに行く日は雨が降ると浄化されていいんだよ。」と娘が言った。
なんというポジティブな娘だ。
降ったりやんだりの天候であった。
出雲大社のお参りは二拝四拍手一拝である。
不思議なことに娘が四拍手すると小降りだった雨がどしゃーと降るのである。
最後に島根ワイナリーに寄り、帰路となった。
ワインの試飲があるから娘が是非寄りたいと言う。
試飲は飲み放題であったから案の定娘は二回りして陽気になっていた。
他のお客さんにワインの説明をしたりして楽しそうだった。
お客さんの好みにあわせて的確にアドバイスしていた。
娘がワインを飲んでしまったので、帰りの運転は夫がすることになった。
私の高速道路の運転は夫と娘は怖いらしいので。
8時間ほどの運転、夫くん、よく頑張りました。
帰りは娘は後ろの席で気持ちよさそうに寝ていた。
3日間楽しかったね。
娘の希望は全部できて満足そうだね。
おとうさん(夫)の行きたかった萩、津和野はまた改めて行きましょう。
足立美術館にも行きましょう。
不思議なことがあった。
サービスエリアで休憩をして本線に入ろうとすると、
少し手前のところで自動車がぴーぴー鳴るのである。
「何だ?」「半ドア?」とドアを開閉していると、夫が「あっ!!!!!」と言った。
「鞄忘れた!さっき食事したところにおいてきた!!」
あわてて取りに戻った。
幸い鞄はあった。本線に入る前でよかった。
神様が教えてくれたのかな。
家に帰った次の日、顔を洗っていると、「かっさ」(マッサージプレート)が頭に浮かんだ。
数か月前に紛失していてどこを捜してもみつからなかったものだ。
それが何かに導かれるようにしてある所を捜してみると「あった!!」
不思議なのである。そんなところに入れるはずないところにあったのだ。
パワースポットに行ったおかげか。
そして、夜ふと息子のことを思った。
そしたら、玄関をがちゃがちゃ開ける音がする。
息子が帰ってきたのだ。
「あれ、久しぶり。旅行に行ったからお土産のビールあげるよ。」
それは鳥取の砂の美術館で売っていたドイツビール。
息子のお土産にと買ったビールだが、いつ来るかわからないから、私が飲んじゃおうと思っていたビールだった。
霊験あらたか出雲大社。