堂々手抜き宣言

青木です。
毎日暑さとの戦いで、早くこのピークが過ぎてくれないかとひたすら祈る日々ですが、
いかがお過ごしですか。
こうも暑いと気力も減退。特に毎日の夕食作りはどうにもやる気がでません。
うちは夫婦二人なので量はそんなにいらないし、年と共にあっさり志向になってきたので
揚げ物はめったにやらなくなりました。でもなんせ毎日のことなのでめんどうくさい。
私が独身の頃、母は料理上手だったので、いつも結構手のこんだものが何種類も所狭しと
食卓に並んでいるような家庭でした。
私たち姉妹にはから揚げ、父には煮魚とか作り分けていた日もよくありました。
で、どれもこれもおいしかった。
夏休みやお正月に帰省すると、孫のためにこれでもかというくらいの手料理のオンパレードで
私たちを迎えてくれました。
79歳になった今でも、同居している私の妹(独身で毎晩仕事で遅い)のためにせっせと作り続けています。新聞やテレビで情報を仕入れては、新作メニューがまだ出てきたりして、本当にまめな人です。
娘の私は、そんな料理上手の母の血は受け継いでいなくて、
一品一品に手をかけることもあまりしたくないし、何種類も考えるのも苦手。
でも、自分が母の手料理で散々いい思いをしてきて、おいしい料理が人を幸せにする様子を
間近で見てきただけに、手抜き料理が続いたり品数が少なかったりすると、
罪悪感をどうしても持ってしまいます。
でも、先日職場の同世代の人たちと話してから少し考えが変わりました。
ある人は自分が仕事で遅くなる時は、旦那さんと待ち合わせをして、
だいたい週2回は外食で済ませているそう。別の人は、なんと平日は各自で済ませ、
土日は気が向いたら作るという自由人でした。
みんなうちと同じで夫婦二人暮らしだからこそできることだとは思いますが、
あれ?もしかして意外とみんなちゃんとやっていないのかも…と、思えてきて、
ちょっと気が楽になってきました。
考えてみたら、母は私に手間ひまかけて料理をしろなどと言ったことは一度もないし、
夫も無頓着なので、よほどまずいものが出てこない限り気にしないタイプ。
要するに私が勝手に料理上手の母の呪縛から逃れられないでいただけなのだと思います。
私って結構優等生ぶるので台風
食べ盛りの子どもがいた生活から家族形態が変化するにつれ、家庭内での私の役割も変えていいんだな。
というわけで、今日は私の方が帰りが遅くなるので作り置きの日なのですが、
メニューはキーマカレー一点のみ。
サラダなし、福神漬けやらっきょうなども買ってないのでなし。
時間がないからこれでいいのだパンチ