「メルヘンハウス」と読み聞かせ
はっぱ(榊原)です。
今池にある子どもの本専門店「メルヘンハウス」が開店40年らしい。
私が学生の頃は本山にあり、時々行った。
坂の途中にある小さな店だった。
置いてある本は吟味された本ばかりで私は絵本に興味を持った。
何を思ったのか絵本作家になりたいと仕事を辞めイラスト学校に通ったこともあった。
(そんなことあったなあと思い出した。)
その時一緒に個展をした仲間で絵本作家になった人もいる。
何年か後、図書館で彼女の本をみつけ懐かしくうれしかった。
店が今池に移ってからも子どもを連れてちょくちょく行った。
息子は本好きだったから、息子が選ぶ本を何冊か買った。
店主の三輪さんが声をかけてくれて顔見知りになった。(もう今は覚えていないだろうけど)
小学校のママサークルで三輪さんを呼んで講演をしてもらったこともある。
その時聞いた話は今でも覚えている。
下の子が小学校を卒業するのを機に小学校で読み聞かせサークルを立ち上げた。
校長先生にお願いして、朝の業前の時間15分教室で絵本を読むことになった。
あれから10年。
今でもあの時の仲間たちと読み聞かせをしている。
私は昨年再就職をしたため、毎日の小学校での読み聞かせはできなくなったが
月一度ほどの図書館での読み聞かせは続けている。
私は読み聞かせの仲間たちが大好きだ。
年に一度体育館で全校生徒にむけて読み聞かせをする。
どれを読むか決め役割を決め練習する。
その練習で笑って笑って本当にお腹が痛くなるくらい笑う。
小学生も読み聞かせを楽しみにしていてくれた。
だが、校長先生が変わり業前の時間は読み聞かせでなく計算ドリルをすることになったらしい。
大人たちは目に見えるものしか大切にしないと子どもたちに言われそうな話だ。
絵本はいい。
私は「よもやま話」で絵本の話を時々しようと思う。
よろしくお付き合いください。