写経
ムーラン(林)です。
春を感じさせる日、友人と生まれて初めてお寺で写経の体験をしてきた。
「なぜ急に写経?」と聞かれると、ちょっと答えに窮するのだが・・
ここでは「興味があったから」としておく。
お寺のお庭が眺められる静かな空間で、心を無にして般若心経を書き写す。
根気・集中力の無い私としては、後半疲れが字に表れてきたのだが、
何も考えずひたすら書き写すという時間は、とても新鮮だった。
何とか最後まで書き写し、達成感も味わえる。
それにしても般若心経には「無」という字が多い。サッサと終わって暇だった私は数えてしまった。
なんと21回も出てきた。それだけ「心を無にしなさい」と言うことなのか・・・
10人ほどの参加者全員が書き終わった後、皆で般若心経を唱え、その後僧侶のお話。
お抹茶とお菓子もいただいた。
若いイケメン僧侶だったのだが、お話もとても上手で、引き込まれた。
たまにはこうした非日常の体験も、新鮮でいいものだと思った。
桜が咲いたら、庭の桜を眺めながらの写経も素敵かも。