たまにはよそも

古山です。

今日は中京大学臨床心理相談室の公開講演会を聞きに行きました。
地下鉄「八事」直結で便利な上、ホテルのような立派な建物…たまにはよそもいいものです。

駒澤大学 八巻秀教授による「健全な親子のかかわり方とは? 臨床心理学的家族関係論」
大きな教室がほぼ満杯でした。
健全という言葉だけを聞くと、ちょっと引いてしまいそうだけど、健全な関わり=やる気を育てる=勇気づけするというところから始まり、子育ての目標・プロセス重視・怒らずに叱る・失敗への声かけなど、自分の子育てはどうだったかをふり返ることができました。
途中には、臍下丹田(へその下で体の中心)を鍛える呼吸法を実践…3秒鼻から吸い、2秒息を止めて、15秒で吐き出すのを繰り返すことにより、気持ちが楽になりました。

私が考えさせられたのは、「ほめる」と「勇気づける」の違い。
一部を比較すると
◆ほめる   上から下への関係・主体は与える側・一種のほうび
◆勇気づける 対等な横の関係 ・主体は受ける側・失敗も含める
私が子育て中によかれと思ってやっていたのは、「勇気づける」ではなく、ただ「ほめる」だった事実に少しショックでした。
でも、子育てに遅すぎることはない、今日から実行。

勇気づけの3つの言葉(ありがとう・うれしい・助かる)は子育てだけでなく、世間一般の人間関係にも役立ちます。
言葉で伝えること、言葉の大切さを学びました。