リーダー
ムーラン(林)です。
以前、東日本大震災時の福島第一原発、故吉田所長のリーダーシップについてココで書いたが、今回のコロナ禍においてもリーダーについて感じることが大きい。
少し希望が見えてきた新型コロナだが、まだまだ闘いは続く。
そんな中、私が日ごろ感じていること。
国、都道府県、各部署リーダーたちの対応、顔、話し方について。
やはり、有事にこそ、その人の本質が見える、というか、感じられる。(具体的に誰がどうこう、とは言及しないでおく。)
起きてしまったことを、つらつら語っていても仕方がない。
今ある状況の中、どうすれば少しでも前に進むのか、クレバーかつ柔軟に考え、迅速に事を実行する。
そして、それを発信するその顔には「覚悟」が見える。
誰にどう言われようと、結果に効果が表れなかったとしても「その批判は自分が全て受けよう」という「覚悟」と「勇気」。
リーダーのその「覚悟」を感じた時、人々は「このリーダーでよかった。ひとまずこの人の言う通りにしてみよう。」と思えるのではないだろうか。
反対に、言葉だけが上滑りし、「覚悟」の感じられないリーダーには「ついていこう」とは思えないのではないだろうか。
話し方も重要で、同じような内容だとしても、その表情や話し方で、その内容に気持ちがこもっているかが感じられ、心への響き方が違うと思う。
私は、偉そうに上から目線で人を評価する立場には決してないし、そんなつもりも全くないが、このコロナ禍、リーダーたちの「違い」をとても感じる今日この頃である。