虚偽表記
ムーラン(林)です。
巷をにぎわせている、食材の虚偽表記。
まさに芋づる式に次から次へと・・・ついには老舗百貨店まで。
連日テレビで目にする釈明会見。
皆、口裏を合わせたように「認識不足でした。偽装ではない」と言う。
そんなはずはない!! 絶対わかって続けていたはず。
どうして素直に「ごめんなさい。消費者の皆さんを騙していました」と言えないのか。
多分、現場のシェフたちは少しでも安い食材で何とか美味しくしようと頑張っていたのだと思う。
コスト削減を求められ、経営側の方針に逆らえず、仕方なく、
例えば「車エビ」の代わりに「ブラックタイガー」を使用していたのだと思う。苦しかったと思う。
ブラックタイガーだって、充分美味しいエビである。
「ブラックタイガーをシェフが美味しく料理しています」と表記すればいいものを・・
「ごめんなさい。偽装していました。でも、現場のシェフの腕は抜群で、
高級食材と遜色ないほどに料理をしてくれていました。偽装は全て私どもの指示です」
と、潔く謝罪をするトップはいないのか
そんな記者会見を観たいものだ。
そしたら、そこにはきっとお客さんが戻ってくるはず。
最近の釈明記者会見を観るにつけ、腹が立つばかりである。