いまどきの修学旅行
16期スギタです。
息子の小・中学校と、いまどきの修学旅行は驚愕続き\('jjj')/!
まず小学校は班ごとにタクシーをチャーターして、
京都市内を回るという内容。
中継地点が何箇所かあって、そこで先生方は待機していて
引率するのはタクシーの運転手さん。
昼食はタクシーの中で配られたお弁当を食べたということ。
そして中学校。
行き先は伊豆大島で、民家にホームスティするという毎年恒例の内容になるはずが・・・
東日本大震災の3ヶ月後、ということでまずPTA委員のみ招集され、
先生方があれこれリサーチした「行っても大丈夫」データが報告されるも、
PTA委員の父兄の猛反撃に会い(ちなみに私も委員だったので、その嵐の中に
いた)急遽行き先は大阪・USJ&道頓堀散策という「震災回避コース」。
(ちなみに宿泊先は某外資系有名ホテル・・・出張かよ)
あくまでも、あくまでも個人的な感想なのですが、
修学旅行って。。。一体
なんとなく、なんとな~~く違和感を感じてしまうのは
「誰のための旅行なの?」と思わずにはいられないからだ。
家族旅行も、卒業旅行も、慰安旅行も、新婚旅行も・・・・
「旅行」そのものは今後もきっと機会があるし、行けなかった伊豆大島にも
自分でいつか行けばいいのだ。
それでも自分の都合のまま出かける旅行とは絶対違う。
子どもにとっては絶対に興味を持てないシブくて地味な行き先とか、
ままならないバスの席順とか、
ひたすらついていく過密なスケジュールとか・・・
だからこそ合間にある「自由時間」にときめくのだ
大人になってから「しょーもないな~~」というエピソードが
いっぱい起こっちゃうのだ
高校生になった彼は来週修学旅行に行く。
単に「記憶」のみに留まってしまう旅行ではなくて、
「思い出」に残る体験(どんなにささやかなものでも)ができると
いいな、と密かに思う。