ごはんつくろう。
16期スギタです。
水曜日に東海地方を襲った局地的集中豪雨
短時間とはいえ、一瞬にして都市機能を麻痺させ
日常を一変させてしまいました。
職場で、夜みたいに暗くなったことに不安を覚え、
天気図のサイトを見たら、ヤバいことは素人目にも明らかでした。
続けて鉄道運行状況を確認したらJRも名鉄も「運転見合わせ」
定時に仕事を終え金山に辿りついたら、立ち往生している人々で溢れる光景・・・
しかも、ミスト状態で雨漏りしてる
来た電車に乗り継ぎ乗り継ぎしていつもの倍近くかけて家に辿りつきました。
途中の駅でホームだけじゃなくて階段に溢れかえる人の波に紛れていたときは
さすがに不安になりました。
でも、その不安よりも強く強く思ったことは「うちに帰ったら、ちゃんとごはんつくろう」
普段なら、仕事を終えてその上食事の支度をするなんて億劫のなにものでもないのに。
ホームに容赦なく吹き込んでくる雨と、遠くで響く雷の音の不安に立ち向かったのは
なぜか「ごはんをつくる!」という強い気持ちでした。
自然の猛威に対する人間の無力さは、3.11後すでに立証済みです。
日常を奪われることの一番の不安ってやっぱり「ごはんが食べられなくなること」では
ないでしょうか。
結果的にはいつもの倍程度の時間がかかったものの、帰宅難民になることは
免れました。
だからこそ、ちゃんとつくりましたよ~~ごはん。
繰り返される日常に敬意と感謝を込めて。