街の新聞屋さん

ムーラン(林)です。連投ですが、忘れないうちに。

怒涛の年末年始のことは先に書いたが、実はその後もしばらく私のバタバタは続いていた。

娘一家が東京にもどり、一息つき「さて洗濯と片付けだ」と思っていた2日後の早朝、電話で起こされた。

朝6時過ぎの電話、嫌な予感しかしない。

出ると、実家の近くの中日新聞店からで「お母さん宅の新聞が2日間溜まっている」と。

毎朝、新聞を読むのが母の日課なので、「何かあったに違いない‥」と朝ごはんも食べずに駆けつけた。

行くと、寒くて暗い部屋の中で、母は布団の中から起き上がれずにいた。

「クビか痛くて起きられない」と。

水分はかろうじて取ることできたらしいから、何とかなっていたけれど。

暑い夏ではないし、冬だけど布団の中で体温維持もできていたのは不幸中の幸い。

「よっこらしょ」と起こしてあげると、「起きてしまえば動ける」と。どうやら足腰には問題なさそう。食欲もある。

整形外科に連れて行き、レントゲン等で調べてもらったが、特に異常はなく、「すべり症の兆候はあるものの、簡単に言えば、ひどい寝違えのようなもの」だそうだ。

痛み止め薬のみの処方で、つまりは「日にち薬」なのだ。

その後、徐々に痛みもなくなり、ほぼ今まで通りの生活に戻った母。

あの日、新聞屋さんからはまず私のスマホに電話があり、次に夫のスマホ、どちらもマナーモードで、気づかなかった。

諦めず家電にもかけてくれた新聞屋さんには感謝しかない。

たまたま、実家の前が新聞屋店長の個人的な倉庫で、その前のスペースをたまにお願いして車を停めさせてもらっているので、私も何度も顔を合わせている。90代の母が1人で住んでいることも知ってくれている。

年末に、元日また車を停めさせてもらいたい旨を頼みに行った際、「母宅の新聞が溜まっていたら連絡下さい」とお願いしてきたのが幸いした。

元々、中日新聞にはそういう「見守りサービス」があるらしい。

「街の新聞屋さん」は実に頼りになる。

本当にありがたかった。

気づいてくれた配達員さん、ありがとう。

また、近所の人も「今日1日、雨戸が開いてない」と気にしてくれていたようで、やはり、「人との繋がりが一番大事」なのだと痛感した年明けだった。