明日が‥

ムーラン(林)です。

最近、近所の人が突然亡くなる事が続いた。

70代半ばの女性と80代半ばの男性。

お二人とも地元の役員等を引き受け、活動し、前日までいつも通り元気だった人なのである。

女性はご主人を何年か前に亡くされているので、一人暮らし。民生委員もして、仲間や友人も多く、地元に貢献していた。

バイタリティに溢れ、本当に元気な人だった。

80代の男性。この人も元気で、会うといつも「はい、おはよう」とか「はい、こんにちは」と「はい」をつけて元気に挨拶してくれる、「おじいちゃん」と呼ぶには抵抗もあるほど若々しい人。老人会の中心人物でもあった。ご夫婦仲良く、元気に買い物にも行かれていた。

ほんの数日前、私はこの男性を見かけている。いつもと変わらず、お元気な様子。

老人会の仲間と、何やら楽しげに打ち合わせ中だった。

なのに‥

お二人の訃報は突然舞い込んできた。

「え‥‥」信じられなかった。

元気だったんです、お二人とも。

見かけているんです、私は。亡くなる数日前の元気な姿を。

かくも簡単に人間は亡くなってしまうものなのだろうか。事故に遭ったとかではないのに。

昨日まで元気で普通に生活していた人が、今日はもう居ないって。。

ご本人たちもきっと「いつも通りの明日」がやってくると信じて疑わなかったと思う。

周りの人たちもしかり。

「明日が当たり前に来る」と思っては行けないのかもしれない。

だとしたら、もう少し今日を大切に丁寧に生きなくてはならないのかもしれない。

いつも行き当たりばったり、出たとこ勝負の私も、さすがに改めてそんな風に考えさせられた、最近のショックな出来事だった。