広島2泊3日の旅
ムーラン(林)です。
Facebookで繋がっている方はご存知かと思いますが、チョコレートのポイントを夫がマメに貯めて応募していたら(私は一発勝負のくじ運はあるけど、そういう面倒なことはやらないので、夫が)昨年、旅行プランに当選した。
なんと、3万円相当の全国選べるホテル宿泊と、2万円のJTB旅行券!!
コロナ禍、なかなか行くタイミングが難しかったのだが、いよいよ期限が迫ってきたので、先日やっと行ってきた。
初日は尾道で、尾道ラーメンを食べたり坂道を散策したり。そのまま「尾道国際ホテル」に宿泊。
2日目は広島市内に移動し、宮島に。厳島神社の海に浮かぶ鳥居は修繕工事のため覆われてしまっていたけど、本殿は立派で荘厳な雰囲気だった。焼き牡蠣や揚げもみじ饅頭が美味しかった。
2日目のホテルは原爆ドーム近くの「リーガロイヤルホテル」。それは豪華なホテルで、しかも空いていたからか、26階のスーペリアに格上げしてくれていて、超ラッキー♡
ウェルカムドリンクは最上階33階からの素晴らしい夜景を眺めながらのお酒、というリッチ気分。
完全なる分不相応だけど。
最終日は多くの修学旅行生たちに混じり、原爆ドームと平和記念資料館をじっくり見てきた。
資料館では数々の悲惨な映像を見て、いきなり涙が出そうになった。でも、あれは見なくてはいけないと思った。知らなくてはいけない。目を逸らしてはいけない。繰り返さないために。
修学旅行に来ていた中学生や高校生たちは、ちゃんと見てくれただろうか。
1人、泣いてしまって友人と先生に抱えられている女子高生を見かけた。あの数々の映像や資料を、心で捉えた彼女は、この衝撃を一生忘れないだろう。そしてきっと将来、その思いを生かしてくれるだろうと思う。
中には(特に中学生)は「オレ、こんなの見たくねぇ」と言いながら、友だちとふざけながら通り過ぎてしまう子もいた。仕方ないかな、とも思う。
でも、多くの子たちは真剣に読んで見ていた。おそらく彼らの心には何らかの思いが残ったに違いない。
あの資料館は世界中の子どもたちに訪れてほしい。ヒロシマで何があったか、ちゃんと知ってほしい。そして核兵器のない世界を目指してほしい。
唯一の被爆国として、日本は今後もあの悲惨さを世界に発信していくべきだと改めて思った。そして、あの悲惨な資料を提供してくれている被爆者のご家族と、それを丁寧に保存し、展示し続けてくれている広島に敬意を表したい。
そんな事を改めて感じた、広島2泊3日の旅だった。