勝った

ムーラン(林)です。

何に勝ったのか・・「自分に」である。

今日はお天気も良く、爽やかだったので、少し離れたスーパーまで買い物に行こうと思った。中に入っている「草叢書店」がとても好きなので。

我が家からは3キロほどの距離。歩いていこうか、自転車にしようか迷ったのだが、帰りの荷物が重くなるのがイヤなので自転車で行くことにした。

距離としては自転車で行くのにちょうどいいのだが、アップダウンが結構激しい。行きは結構急な登り坂があり、帰りはダラ~っと長い登り坂もある。

「疲れたら、降りて歩けばいいか・・」と思っていたのだが、どうも私は自転車に乗ると何かのスイッチが入るらしい。

「降りる」なんて、自分に負けたような気がして許せなくなる。

私の愛車は20インチの小さなタイヤの折り畳み自転車なので、正直かなりシンドかったけれど。

6段ギアが付いているのだが、意地でギアも下げず。立ちこぎも許せないのでサドルに座ったまま。

 

「あと少し、あそこで頂上だ、その先は下り。頑張れ私」と自分にエールを掛けながら頑張った。

同じ坂道を、明らかに私より若い人が自転車を降りて引いているのを目にして、心の中で「勝った」とほくそ笑む。

誰も私の小さな戦いには気づいてないし、勝ったからと言って誰も褒めてくれない、完全なる自己満足だけれども。

 

結果、かなり疲れたけれど、1度も降りずに帰宅できました~~

私は自分とのくだらない戦いに勝ち、まだまだ行けるかも(何が?)と自信を持った。

 

でも、本当は私、カッコイイ電動アシスト自転車が欲しいな・・と秘かに思っているんですけどね。 あっかんべー