友だち

ムーラン(林)です。

先日乗った近鉄電車。 私の座る向かいの座席に男性3人組が座った。

年のころ、私よりは年上かな・・って感じ。

平日だったので、おそらく定年退職はされているのかな・・

とてもラフな服装で、揃ってメッセンジャーバッグを斜めがけしている。

多分、伊勢方面へ一泊程度の旅行なのだろう。

 

話しぶりから、おそらく同級生。

(高校時代や大学時代の友人だろうな、それにしてもすごく楽しそうだな)

見るとは無しに見ている私まで、何だか楽しくなってくるような。

 

「次は2泊くらいできるといいな。そしたら中日にもっと楽しめるぞ。」とか何とか、ワッハッハッと笑いながら次の旅行計画まで話している。

(声が大きいので、聞こえてしまう)

おそらく宿泊先の情報など書いてあるだろう紙を見る時は、全員メガネを外して・・

(老眼なんでしょうね 笑 )

本当に楽しそうで、ラフな感じで。あたたかくて。  そんなおじさまたちだった。

 

やっぱり友だちっていいな・・ってあらためて思った。

私も、ニンカン時代の友だちと会った時はそんな感じ。

皆それぞれ、どこかネジが緩んでて、バカみたいだけど、楽しくてあたたかくて。

幾つになっても、孫ができても、やっぱり友だちは友だちで、そこに今の年齢など関係なく、その存在は学生時代と何ら変わらず、ありがたい。

 

終始楽しげなおじさまたちを横目に、電車を降りた私でした。

(楽しそうですね。行ってらっしゃい。)と、心の中でつぶやいて。