父の嘆き Part2

ムーラン(林)です。

以前、父の嘆きを書いたが、今日は第二弾を。

先日実家に行ったら、また父が嘆いていた。涙
「運転免許更新に行ったら、自慢の免許証を取り上げられてまった」と。
私「えっ?」
よっぽど更新時の審査で出来が悪かったのかと思ったのだが、
よく聞いてみると、免許証そのものを、ではなかった。
父はどういう訳か、ずっと大型2種の免許を持っていた。
その大型2種を取り上げられ(この表現が正しいとは思わないが、父はそう言う)ただの普通免許になったと。

確かに自慢の免許証だったのは知っている。
それが必要な仕事だった訳ではないのに、運転が好きで取得したらしい。
その免許証は父のアイデンティティの1つとも言えた。

そう言えば我が娘の引越しの時、父がトラックを運転してくれたっけ。
車と運転が大好きな父。私の記憶にあるだけでも、実に色々な車に乗っていた。確かジープも。
小柄な体で大きなアメ車に乗っていたこともあるらしい。
高齢となり、更新時に講習が必須となった時「俺の免許証を、運転歴を何だと思っとる!」くらいの勢いだった。
でもさすがに今回は自分でも「仕方ないか…」と納得の様子。

84歳。普通免許で充分である。母とふたり近くのスーパーへ買い物に乗って行けりゃ、それで充分。
いつまで運転するつもりかわからないが、安全運転を心から願うばかりである。車 (RV)ダッシュ (走り出すさま)