いつまでたっても母と息子

ムーラン（林）です。
あらかじめお断りしておきますが、以下は我が家の事ではありません。

先日地下鉄で見かけた親子の話（最近、なぜか地下鉄でよくネタが発生する私）です。

電車内で座っている私の隣に、女性とその息子さんとおぼしき男性が座った。
会話が何となく聞こえてきたのだが、お母さんが息子さんに何だか小言を言い続けている。
息子さんはちょっと鬱陶しそうではあるが、ちゃんと返事をしている。

途中からどうも靴の話になったようで、
お母さん「ちゃんとした革靴を買いなさい。お母さん、今日○○円位は持っているから」と。
息子「うん・・」と言いつつ、二人で電車を降りて行った。

さて皆さん、何歳位の母息子を想像しましたか？
「革靴云々・・」から20歳そこそこの若い息子＆母親と思いませんでした？
いえ、違います。
どう若く見積っても、息子さんは働き盛りの40代。私服ではあったが、立派なサラリーマン風。
お母さんはシャンとなさっているものの、どう見ても70代。

何歳になっても、母は母であり、息子は息子なんだな・・・
何だかちょっと微笑ましくもあった、地下鉄での光景でした。