『NANTA』再び

ムーラン(林)です。

『NANTA』を知っていますか?
韓国のエンターテイメントです。ブロードウェイでもロングラン公演をしたという実力。
私は娘と韓国に旅行した時に明洞の専用劇場で観て、あまりの面白さに虜になった。ぴかぴか(新しい)
今年名古屋で公演があると知り、すぐチケットを購入し、先日夫と観てきた。
内容は韓国で観たのと同じなのだが、何度観てもまた面白い。

基本ノンバーバルで、でも日本での公演ということで、たまに日本語が飛び出す。
時間までに料理を間に合わせなければならない、キッチンでのドタバタが舞台。
「NANTA」とは、日本語で「乱打」
その名の通り、キッチングッズが打楽器と化す。
切れ味抜群の包丁でまな板を打ち付けたり、皿をアクロバティックに投げたり。
お笑いたっぷりの喜劇なのだが、魅力はそこだけではない。
パフォーマーのスキルが半端ない。見事なダンス、一糸乱れぬ太鼓の演奏、圧巻である。

そして何より、観客参加型のショーであることがいい。
途中、何人かの観客が演者に指名され舞台に上がる場面がある。
また、そうでなくとも客席に向かって色々要求するので、それに応えながら皆が自然と一体化していく。
韓国で観た時は現地についてから申し込んだので、2階席だったのだが、今回は何と前から4列目。
充分に一体感を味わうことができた。

公式HPにある言葉を引用する。
「みんな楽しい! “NANTA”はリズムとビート、場面で構成された作品だ。
つまり言語の壁という障害がない自由な公演なので、全世界の老若男女誰でも一緒に楽しみ共感できる。
これは“NANTA”が国際的に受け入れられた原動力でもあり、国家間、民族間の文化的な異質感を脱し
世界市場に進出することができた良い機会の基でもある」

本当に面白いので、全ての人にお勧めしたい。
心の底から笑えます。素晴らしいビートに圧倒されます。
そしてアナタもそのショーを作りあげる一人になれるのです。

『NANTA』最高!!目がハート (顔)

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