セカンド・オピニオン

6期 古山です。

先日、NHK『ためしてガッテン』でも紹介していたけれど、実は私もこの3月に初期の緑内障と診断されました。
春先に花粉のせいか目が充血して眼科に行ったところ、年齢的なこともあって念のため受けた精密検査で発見され、目薬で治療中です。

視野が欠けるなどの自覚症状もないので、聞いた時は信じられなかった…しかも医師は「治らない。」とサラッと言うし、ショックというより納得いかなかった。
私は7年前ある病気の告知を受け、その日から手術、退院まで1ヶ月という超スピードで進み、5年間の経過観察もクリアして完治したので、『治らない病気は皆無』と思っていました。
そこで、急いで他院でセカンド・オピニオンを受けたけれど、結果は同じで更に落ち込みました。

でも、2番目の医師は「日本人に多い正常眼圧緑内障です。初期に見つかってラッキーだと思って治療しましょう。こんなことしか言えなくてごめんなさい。」と一緒に泣いてくれました。
傷ついた視神経が元に戻ることはないけど、目薬を一日一回さすだけで進行を止めることができます。
病気に気付かずに一生終える人もいるかもしれないけど、聞いたからにはやるしかない…そんなこともあって、5月のロンドン行きを決めました。

そして、セカンド・オピニオンの大切さも伝えたい。
費用も手間も倍かかるし、私のように結果は同じかもしれないけれど、それを受けることにより病気の知識が付き、背中を押してもらいました。
検査って本当にドキドキだけれど、やっぱり必要です。
暑い日が続いていますね、どうかご慈愛下さい。