学びの春
6期 古山です。
先週から愛知学院大学の「西洋史特殊講義」のゼミの聴講が始まりました。
藤が丘から名鉄バスで10分、授業初日は桜満開の花見日和で、気分も高揚していました。
教室には現役学生20人くらいと、おじさん・おばさんの聴講生が5人。
担当教官は「プリントも出しますが、基本はしっかり板書して下さい。」と言われ、授業目標は、ただ詰め込むのではなく、地理的・歴史的感覚を養い、自分の言葉で書くことだそうです。
内容は、12~13世紀の英仏を中心とした中世史…本当にやりたかった!
3月末に聴講生のオリエンテーションがあったのですが、大きな階段教室に人があふれ、熱気を感じました。
学部長の「皆さんの学ぶ意欲を学生たちに見せてやって下さい。」の言葉が嬉しかった。
私は南短を卒業して30年近く経って、奈良大学文化歴史学科(通信過程)の門を叩き、3年かかって大卒の資格(文学士)を取りました。
あの時、日本全国からスクーリングで訪れた人と出会い、自分の意思で学ぶ楽しさを知りました。
夜行バスで関東から来た人、実家に子供を預けて来た人など様々いて、単位取得試験は大変だったけど、ビジネスホテルに泊まりながら(これも初体験)こなしました。
今回、あの時の感覚がよみがえって来た感じ…自分のお金で好きな勉強をする楽しさ。
若い時と違い、知識を吸収する力は弱いけれど、いくつになってもチャレンジして行きたい。
愛知学院大学の開放講座の聴講生は、1科目10000円(半期)で15回の授業。
期間中はボストン美術館や徳川美術館もフリーパスです。
今年度の募集は終わりましたが、毎年2月ぐらいに募集が始まります。
詳しくは、(0561)73-1111(代)まで。