韓国の女の子との出会い
ムーラン(林)です。
先日、大学で仕事中の出来事。
その日は普段の仕事ではなく、学会のお手伝いだったので週末。
受付の業務が一段落した頃、一人の可愛らしい女の子が入ってきた。
学生も参加できる大会なので、「学生の参加かな、エライな」と思い応対すると、
彼女は「韓国から来ました。来年この大学を受験したいので、大学案内が欲しい」と流ちょうな日本語で話した。
大学案内がもらえる総合受付まで一緒に歩きながら、少しの間彼女とおしゃべりを楽しんだ。
日本語上手だし、「長年日本に住んでいるのだろうな」と思い、聞くと
「いいえ。日本語は独学で。今日は旅行で来ました。そしてこの大学に来年入りたいので見に来ました」と言う。
驚いた。
アニメや音楽、日本の文化が大好きで日本語も勉強したらしい。
まあそこまでは一般的にもありがちである。日本人も韓流にハマっている人(世のおばさま方)多いし。
でも彼女は言っていた。
「日本の事いろいろと勉強し、知ってみると良いことばかりではないことも分りました。
でもその悪い部分を知ったことによって、もっと日本が知りたいと思い、もっと日本が好きになりました。」
「だから、日本の大学に入学したいと思います。」と。
またまた驚いた。
私は「アナタ凄いね。素晴らしいよ。」と大絶賛。
何となく大学進学し、卒業の学歴を得るために何となく単位を取得している学生がいたら、聞かせてやりたい。
ほんの10分程度のおしゃべりだったが、とても楽しい出会いだった。
無事大学案内をゲットした彼女と「来年またここで会いましょう」と約束して別れた。
春の爽やかな風と共に去って行った彼女の笑顔、私は決して忘れない。
がんばれ。