ムーラン(林)です。

今年3月に実家の父が亡くなり、母は1人暮らしとなった。独身で通した妹も4年前に両親より先に病に敗れていたので、母はおそらく思い描いていた老後とは違う老後を送ることになったに違いない。

でも、今のところ母は元気である。 幼なじみとのカラオケも毎月楽しんでいる。

私もできるだけ顔を出すようにしているのだが、電話して「行く」と言っても「その日は出かける」とか言われてしまうこともある。

それでもやはり、86歳という高齢者。できないこともあるし、少し無理して頑張っているだろうことは想像に難くない。

実家は30年前に名古屋から近隣の少し田舎に引越したので、最寄り駅までが少し遠く、私の足でも15分はかかる。それでも母は基本歩くのだが、歩いていると近所の人が「どこ行くの?駅?乗せていくよ」と声をかけてくれ、車で送ってくれることもたまにあるそうだ。

先日は玄関先の背の高い植木を母が長いハサミで切っていたら、それを目にした近所の人が出てきてくれて、代わりに切ってくれたとか。

多分、そんなようなことは今までも何度もあったろうし、これからもあるのだろう。

やはり、助け助けられる「人との繋がり」はとてもありがたく、大事なのだなと、私は改めて感じている。

小さなことでも声を掛け合うことが、どんなにありがたく頼もしいことか。

1人暮らしではあるけれど、天国の父のみならず、友人や近所の人たちも母を見守ってくれているようで、とてもありがたく、感謝してやまない。