ムーラン(林)です。

表題は中日新聞のサンデー版2面に毎週載っている、エッセイスト飛鳥圭介さんのコラムである。

私はこのコラムが大好きで、毎週日曜日はここを読むことから始まる。

毎週全く内容は違うけれど、500〜600字程度の中に、自由に、いろんなことが書かれている。それがいつもすごく面白いのである。密かに私は「こんな風に面白い文章を書けるようになりたい」と思っている。

先日のタイトルは『春愁』だった。読んで、思わず「私と同じだ!」と嬉しくなった。

そこには「いつも年度の始まりは桜とともにあった」「毎年4月は、新たな希望と夢で胸が膨らんだ」と書いてあった。

つまり、時々湧き上がる「9月年度初め」という議論に異を唱え、「やはり桜が咲く春がいいとおじさんは思う」という内容。

私も常々そう思っていた。

昨年、コロナ禍で急に湧きあがった9月年度初め案。大学に勤めていた経験上、元々その利点は理解しているつもりだが、正直「桜が咲かないじゃない!」と思っていた。

「そこ?」って言われそうだけど、でも、何だか桜が「頑張ってね」って言ってくれているようで、そこは重要なのだ。

寒かった冬を抜け、暖かくなってきた「春」ってところが。

まだ暑さが残る9月から新年度なんて、どうもやる気が出ないのではないか。。

この日の「おじさん図鑑」を読んで、私はますますその思いを強くするとともに、いっそう飛鳥圭介さんのファンになった。