榊原(葉っぱ)です。

夫が亡くなって2ヶ月半が経った。
長い闘病だったが、夫はまぁ元気だったし、ぎりぎりまで働いてもいた。その間、喧嘩もしたし、笑ってもいた。
でも、夫が残したメモを見ると、本当は辛かったんだなと思う。
大好きな2歳の孫の「じじ、がんばりましたね。」というスマホからの声を聞いて、「うん、うん。」と頷いて、あっちの世界にいっちゃった・・・。
本当に 本当に 頑張りました。
手帳に「私に」「息子に」「娘に」「孫に」最後の手紙を残して・・・。読めない字もあるけど、一生懸命に書いたのがわかる。
最期は少しほっとしている顔のように見えた。

2ヶ月が経ち、夫のものを整理しようと思い立った。けれど、すぐに挫折した。
出てくる、出てくる、大量のイヤホン、SDカード、ケーブル、充電器。私の知らないタブレットも5台出てきた。
私はそれらは何に使ったものなのか、どのくらい重要なものなのかわからない。途方にくれた。
息子や娘や娘の夫に聞いてみた。
まぁほとんどがそれほど重要なものではないことがわかった。
ものはそれを使う人がいるから意味を持つ。

夫が入院するまで使っていて、私に使い方を書いたノートを残してくれたタブレットとSDカードなどを少し残して、後は処分した。
夫が気に入って着ていた服は何着か人にもらってもらい、子どもたちからプレゼントされた鞄は私が使うことにした。
たくさんの思い出を捨てたけど、一番大切にしたいものは私の心にとっておくよ。