榊原(葉っぱ)です。

スーパーの店頭に蜜柑が並んでいた。
「もう蜜柑か・・・。」と思った途端、私はある思いに流される。
あ~蜜柑大好きだったな。こっそりかごに2袋入れていたな。今年は食べられなかったね。
ふとした光景に何度も私は流される。もう1か月も経ったのに。
ひとりでいることに慣れてきているのに。
友だちには冗談を言って笑ったりしているのに。
息子や娘や孫たちと笑いながら思い出話もできるのに。

ふとした光景を私は直視せずに「何でもないこと」と流してきた。自分が流されないように。
「よもやま話」をもう書くのをやめようと思った。きっと私はこの話ばかりになってしまうから。
だけど、書いている。夫が「書け。」と言っている。

あの時は蜜柑を買わなかった。
明日は蜜柑を買って、仏壇にお供えしようと思う。