榊原(葉っぱ)です。

あ~、わからなくなった。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛要請が出て、巣ごもり生活数か月。
自粛解除になり、最近は恐る恐る外に出ているが、わからないことはわからないままだ。

働いていたのではないし出歩くタイプでもないから、生活自体はそんなに変わらなかった。
友だちとの連絡は少なくなった。時々「何している?」「元気?」っていうのはあったけど、会うことができないから盛り上がらなかった。
ほとんど家族としか話をしていない。
お外に遊びに行けない孫がよく遊びに来た。
孫はまだあまりしゃべれない。「おいしい」「よいしょ」「GO!GO!」「じじ」「とと」くらいか・・・。
「ママ」「パパ」よりも「おいしい」と言ったのは食いしん坊の孫らしい。
自粛要請が出る前にお店で初めて食べたいちごパフェ。
よっぽどおいしかったみたいで、一口食べての驚きの顔と笑顔に、他のお客さんまで大笑い。
お店の人にも「こんなにおいしく食べてくれてとてもうれしい。」と言われていた。
そんなとっても食いしん坊さん、階段をのぼるのに「おいしい」「おいしい」と言ってのぼっていた。
ん?と思っていたら、本人も間違いに気づいたようで、「よいしょ」に途中から変わっていた。
どんだけ食いしん坊なの。
そんな孫に癒され笑顔でいられた毎日だった。

で、やっぱりわからない。
コロナ前コロナ後の生活。私は何がわかったのか。何が間違っていたのか。
毎年トマトとピーマンの苗を植えていたが、今年はそれに加えてじゃがいも、きゅうり、キャベツ、オクラ、バシル、パセリも植えた。
木製プランターカバーのペンキ塗りや床のワックスかけもした。
何も考えず塗るだけの作業はまぁ好きだった。
水泳教室も中止になった。三か月も泳いでいない。もう少しでバタフライをマスターするところだったのに。
かっこいいばあちゃんになる話はどこかに飛んでいってしまった。
70になっても80になっても泳いでいたいという夢もどうでもよくなってしまった。

新聞を読む、テレビを見る、新型コロナウイルスのことばかりだ。
テイクアウトする、マスクを忘れてあわてて引き返す、何度も手洗いをする。
いろいろ考えた。これでいいのか・・。
それぞれの立場の人がいる。ありがとうと思う。助けたいと思う。
でも、きっと私は本当にはわかっていない。わかったふりをするのも嫌だ。

会いたいなぁ。会って話をしたい。大声で話をし笑いたい。手のぬくもりを感じたい。
今はそれがいけないことのように感じる。
コロナウイルスが終息してもそのことが当たり前になってしまうのだろうか。
わからないままである。